純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代展

yashica electro35gs / agfa vista 100
府中美術館で開催していた
「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代-機能主義デザイン再考」に行った。
ブラウン-Braun社の著名なデザイナーだそう。(プロダクトデザイン門外漢なもので・・)
合理的かつミニマルなデザインでストイックな表情が美しい。
1950年代~60年代のオーディオ機器が特にすてきだった。
「抑制美」なんだろうなぁ。
彼が言った、
Less but better.「より少なく しかし より良く」
Good design is durable.「良いデザインとは長命である」など、
自分の仕事にもそのまま活かせそうな言葉・理念だ。
1度だけでは飽き足らず、結局2回見に行った。
私の場合、自分が生まれ育った60年代への郷愁もあるようだ。
図録が完売だったのが残念。もっと早く行くんだった・・
写真は愛用しているBraunのAB1
(ディーター・ラムスではなくてディートリッヒ・ルプスのデザイン)
個展無事終了しました。

個展無事終了しました。
今回はBisqueという新しい試みをしました。
表情を求めるためにどんどん厚化粧になってきた、
これまでの自分のうつわ作りのへの反省というか反動というか・・・
そうした気持ちが背景にあって、
より「素」のうつわを作りたいと思っていました。
そのせいか、まわりにまとう衣装がない
「すっぴん」の自分を見られるような気がして、
どう思われるのか、なにか足さないといけないのか・・・
そんなことを考えて、前日まで実はとても緊張していました。
そんな中、個展ではたくさんの方がお越しいだだき、
また暖かい声をかけていただきました。
みなさんから、これからも作っていく原動力を逆に頂戴した思いです。
そして「すっぴん」の自分・・・意外にもとても気持ちよかったです。
クセになりそうですw。
お越しいただいた方、ほんとうにありがとうございました。
Ekocaの福地さん、お手伝い下さったKさん、
この場をお借りしてお礼申し上げます。
展示風景